あきこ&まなぶの百姓記
第2期
 日曜市(高知市)に出店

第2期も半ば稼げない根気が続かない、パートナーの駄目男の烙印が飛び交うなかで思い立ったのが、高知市の日曜市への出店。1昨年から高知大学の学生達が行っていた怒田の農産物の試験販売を本格的に行うことにしたとも言える。”ぬたたの恵み”で頑張るのだ。
2013年4月からスタート。朝5時起床、6時出勤、7時過ぎに到着、テントを組立て7時30分ごろ開店。支援(学習体験)の学生達が売り子役だ。高齢者が多いなか学生達の姿は珍しく新鮮だ。周辺の店のおばさん達も優しく受け入れてくれている。学生達は、販売だけでなく土曜日などに怒田に来て商品づくりもしている。実態は学生に負んぶに抱っこ、パートナーの叱責がここにも出る。
これではいかんと、ハウスに通うが無農薬では難しい? ミニトマトがザビダニにやられ撤去した後に何かと考える合間にとキュウリを数本植えた。害虫も少なくウドンコ病も軽いので順調に大きくなる。一般的なキュウリでは勝負にならないので30p以上の大きなものにして店頭に並べる。「大きなキュウリ!!」との声が聞こえる。時折、買ってくれる人が現れ、リピーターも出来る。これはと思い、また苗を買って植える。収穫期にこだわる必要もないし、給水と施肥も楽楽だ。ハウスで大きくなれ!大きくなれ!!と念じている。只今(10月)は1本100円、12月は200円で売れんろうか?
”ぬたたの恵み”の日曜市は、学生達と生産者である怒田のおばさん達のお陰で順調にスタートを切った。観光客も足を止め、ぜんまいや椎茸などの乾物を手に取っている。さらに、商品の質を高め販路を広げたいものだ。私の作った農産物がその一翼を担う日がきっと来るだろう。


 農業用ハウスで稼ぐぞ!!

第T期で少ない預金を使い込み、本気で稼がないと持たん状況になりました。土佐ジローも飼料代が高くなり儲からん。近所の人や地域の人には喜ばれましたが、後始末役のあきこさんの負担が重くなるばかり。鳥を飼うのは第1期で終わりとしました。稲作も儲からんのです。無農薬、減化学肥料で頑張ってみましたが、除草で1ケ月近くも田んぼに入るのは辛い、病気に強い品種が決して味が良いとは言えない。さらに収穫したコメが高く売れるわけでもない。費やした労働と精神的負担の割には稼ぎにならないとの結論であります。そこでひらめいたのがビニールハウス・・・。ハウスなら無農薬で有機栽培ができるのではと役場に早速問い合わせ、農協のレンタルハウスの話を聞かされ即決。

500u以上でないと補助金が出ないとのことで・・・広過ぎる感じだが・・・しかたなし。ひょうたんの様な形の田んぼ2枚を使ってやっと570uのハウスを建てることで見積もってもらった金額が700万円近く。自己負担は、15年払いで年間30万円弱とのこと。こればあならと気持ちよく話を進め枠組みも出来た頃、ビニールを張らにやいかん。これは別枠で個人負担、一度はプロに張ってもらい次は自分でと考え、ハウスを建てた業者に相談したらハ・・80万円ときた。人件費・・・市内からこの山奥まで来るには往復の時間だけでも相当かかる。朝8時30分に出社して怒田へ来てたら着くのは10時過ぎ、夕方も5時に帰社となれば・・・おうきょう仕事をする時間がない。自分で張れにゃあ仕方ない。元が取れるか不安になる。あきこは無理無理!!と確信ありげに言い放つ。
先日役場の担当者に会ったら「頑張って生産をあげてくださいね。」と追い打ちをかけられた。

5月には珍しく台風2号が接近。風にあおられるのが心配で大雨の中をハウスの様子を見に行く。ただボーとして居るのもと思い、土づくりの作業をする。ハウスがなければテレビをつけて転寝などして休息しているところが、ハウスがあると雨風関係なしに仕事をしなければならないと自覚する(コリャ・・・?)。

また、こしゃんと大きい台風が北上中、業者から心配の電話、役場や農協も対応を呼び掛けている。それほど云うならと留め金を1日掛けて外し、フルオープンにして備えた。雨は降ったが風は吹かん。台風は土佐沖で東に向かい、平穏な天気となる。本当に俺は苦労性なのだと思った。大切に育てていたミニトマトは雨に打たれて多くが割れている。この辛さ、侘しさは・・・こらえて忘れるしかないのだ。(これが百姓なのだ!!)

 ハウスに虫が湧く

路地では害虫対策が大変でハウスはそんな心配はないと思っていた。出入りも丁寧に戸締りをし、害虫の侵入に気を配っていた。まずは簡単な小松菜からと順調に双葉が出て安心していたが、日ごとに色が薄くなって行く、近寄ってみると網の目状態、良く見ると小さい虫がいっぱい居るではないか!!消毒をと相談したが、一度すれば無農薬と言えなくなるので、ハエ取り紙のようなものを吊って駆除することに、またたく間に紙が黒く染まった。これじゃハウスの中にハウスが居るとわめく。
枝豆栽培が世話も少なくて済みそうなのでチャレンジ。ある時ハウスのネットとフィルムの間にカメムシを発見、もしかして侵入しているのではと葉を揺らして見ると居る、バッタも飛んで出る。以来カメムシやバッタを握り潰すことが農作業の一環となる。 無農薬栽培は本当に大変なのだぞ!! 対策は、ハウスの外側を害虫が生息する環境にしないことだと考え、草を刈り、除草シートを敷いて草が生えないように準備中。 あいつらはもう卵を産み付けちゅうろうか?

 あきこの野菜

5年間の経験は、すっかりあきこを農婦にしました。持ち前のこだわりを一層発揮して、様々な野菜作りに勤しんでいます。ふるさと生産組合の経営する直販店に出荷することも楽しみの一つとなりました。土佐ジローの世話から解放され、野菜つくりにまい進するでしょう。
例によって、まなぶのハウスには踏み込まないように頑張っています。(一度入れば泥沼?)

第1期へ

♪♪♪ ぬたたへの感謝を忘れず ♪♪♪

第2期(2011年4月から2016年3月)目標
あきこの場合
 今は怖くて聞けない・・・後で!!

まなぶの場合(63歳〜67歳)
 (1)薬を飲まなくてもよい体の維持  (2)1日1回は笑顔を浮かべること  (3)ハゲないこと
UP