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本校は勝浦郡上勝町の山あい、標高277メートル地点にある創立11年目を迎える学校です。1999(平成11)年4月、高鉾中学校と福原中学校が統合し、上勝中学校となりました。木の香り漂う素敵な現校舎は、福原中学校跡に2000(平成12)年8月に完成したものです。2010(平成22)年度は4学級・全校生徒25名(中1:4名・支援学級:1名・中2:10名・中3:10名)、教職員13名という小さな山の学校です。

 生徒達は少人数学級のうえ、英語や数学はティームティーチング形式で学習するため、なかなか息抜きもできません?生徒会活動や様々な学校行事に楽しく取り組み、環境問題学習や国際交流も活発です。特に、学校版環境ISOの認定校、四国四県の環境教育合同事業の連携校として、町とも協力しながら環境問題について学習を深めています。平成19年の冬から、各教室に設置された薪ストーブが本格的に稼働しています。薪ストーブの利用を通じて、上勝町の森林資源や地球温暖化防止について理解を深めたいと考えています。

放課後には、体力作りと部活動の準備運動をかねて、生徒と教職員がともにジョギングで汗を流します。その後、生徒は3つの部活動(男子ソフトボール部・男女卓球部・男女音楽部)に分かれて活動します。生徒の元気な声や生徒が奏でる楽器の音色が、スクールバスの迎えの時間まで響き渡っています。

 さて、上勝町は四国一小さな町ですが、四国一元気な町です。町のキャッチフレーズは「いっきゅうと彩の里・上勝」です。「いっきゅう」とは、町民が一休さんのように問題(Question)を考え、知恵を絞って町づくりを推進する。「彩の里」とは、明るい夢に彩られた町づくりの意味があります。

 上勝町の地場産業のなかでは、おばあちゃんたちが中心になって、紅葉・南天の葉っぱや梅・桜・桃の花などで、料理のつま物として商品化した「彩農業」が特に有名です。他にも、神田茶(上勝番茶)・しいたけなどの特産品もあります。さらに、月ヶ谷温泉の月の宿・百間滝・県立高丸山千年の森・慈眼寺などの観光スポットや名所旧跡もあり、四季折々の自然を楽しむたくさんの観光客を迎えています。

 また、上勝町は環境問題にも熱心に取り組み、全国一の34種類のゴミ分別を行うとともに、全国に先駆け2003(平成15)年9月には、焼却・埋め立てによるゴミの処理を限りなくゼロに近付ける努力をするという「ごみゼロ宣言」を行いました。

 県都徳島市から勝浦川をさかのぼること、車で約1時間、上勝中学校や上勝町には、素敵な笑顔と素晴らしい自然が一杯です。みなさんの訪問を心待ちにしています。